肩こりが悪化してストレートネックになっていた

「ずーーーん」と感じる肩こり。私はほぼ毎日肩こりに悩まされていましたが、職業病と諦めて特別な対策はしていませんでした。ただ徐々に症状が重くなっていき、嫌な予感はしていました。

そんなある朝、目覚めから「どよ~~~ん」とした酷い肩こり。肩こりだけでなく首や背中まで痛くて、もうギブアップ状態。
なんとか仕事はこなしたもののキーボードを打つのがとっても辛かった記憶しかありません。もうマッサージではその痛みを解消できず、カイロプラクティックへ行ってみたところ「ストレートネックになってますね。」と診断されました。

肩こり

ストレートネックとは、頭を支える首の骨が適正な湾曲を維持できていない状態で、血流を滞らせて様々な身体の不調を誘発するのだそうです。そうなる原因は、長時間のパソコン作業やスマホ操作。思い当たる節はアリアリです。そして今後私がやるべき対策として次の4つを言い渡されました。

  1. 正しい姿勢で座る(猫背は絶対にダメ)
  2. 30分以上同じ姿勢をとらない
  3. 肩甲骨をまわすストレッチをやる
  4. インナーマッスルを鍛える

猫背矯正ベルトを購入したものの・・・

ストレートネック対策として整体師さんが一番強調していたのは、猫背の解消。肩こりも腰痛も諸悪の根源は猫背にあると言っていたので、スタイルビーエックスを購入。このベルトは、自然なS字カーブをつくり、正しい座り姿勢を無理なくキープできるように補助するというコンセプトで開発されたらしく、その説明を読んだ時に「私にピッタリだ!!」と即買いでした。

スタイルビーエックスは確かに良い。装着すると肩甲骨をグイっと引っ張られ、胸が開く感覚を得られます。そうなると背筋は伸びるので、猫背解消に役立ちます。
ただ残念なのはベルト調整が結構難しい点。装着して30分ぐらいは良くても、1時間ぐらい経つと苦しく感じてくるのです。そこでちょっとベルトの位置を変えてみると、今度はグイっと引っ張られる感じが半減してしまい物足りなくなってしまう。 また、立ったり座ったりを繰り返していると、背中のXバンドがズレてくるのも気になります。

このベルト調整は慣れの問題かな~と試行錯誤しながら1ヶ月ほど利用してみたけど、なかなかいい感じにはならず。使用頻度は徐々に下がる一方。

加圧シャツこそ肩こり対策のベストアイテム

その後、全く別の機会に「そう、この感覚! 肩甲骨がグィッと引っ張られて、胸が開く感覚」と再び思い出させるアイテムに出会ったのです。それはダイエット目的で購入した加圧シャツ。

まさに猫背矯正ベルトと一緒でした。そのうえ装着感が良い。1日中着ていてもどこも痛くならない。姿勢矯正効果は抜群!
さらに、肩こり対策として重要だったインナーマッスルまで鍛えられる。これぞベストアイテム。私が涙を流しながら追加発注したのは嘘ではありません。それほど嬉しかったのです。

ちなみに何故肩こり対策にインナーマッスルが必要かというと、腹部内圧の筋力を高めないと良い姿勢をキープできないからです。最近話題の体幹ってやつですね。

猫背矯正ベルトと加圧シャツを比較

  猫背矯正ベルト 加圧シャツ
使用感

ベルトの食い込み・ズレを意識せずにはいられない。

シャツなので特定箇所が痛くなるという事はなく、1日中快適に着ていられる

強度

矯正力は強いので最初の印象は良い。ただし長時間の使用には耐えられない。

シャツ全体が伸縮性のあるテーピングのようなイメージで、ほどよい強度が持続する。

外見

洋服が凸凹してしまうので、ベルトを着用しているのがバレる。

薄い素材で肌着として着るので、加圧シャツを着ている事は分からない。

収納

意外と重いし、かさばるので外出先で脱いだ時は荷物になる。

軽いし小さい。折りたためばスマホのサイズとほぼ変わらない。

腹筋

サポートなし。

腹部にも適時圧力がかかっている為、自然と上方向に背筋が伸びる。さらにインナーマッスルも刺激して体幹強化につながる。

もうこれ以上説明する必要はありませんね。
正しい姿勢を保って肩こり解消を目指すなら、「猫背矯正ベルトより加圧シャツがいい!!」って話です。

私が試着した猫背矯正ベルト一覧

私が試着した猫背矯正ベルトを記載しておきます。感覚には個人差があるので、実際に使用してみないと分からないと思うけど、酷い肩こりで悩んでいる人の参考になればと思います。

■「中山式 脊椎医学矯正ベルト」
これ整体師さんのおススメだったので我慢して使ってみましたが、あまり良い結果は得られませんでした。駄目だったところを指摘します。

  • 伸縮性がない
  • 脇の下がスレて痛くなる
  • 長時間の着用は無理
  • 夏は蒸れる
  • 脱いだ後、かさばって荷物になる

■「magico姿勢サポーター」
実は発売元が「中山式 脊椎医学矯正ベルト」と一緒でした。気がつかずに買ってしまい、すぐに返品しました。
ちなみに返品する前に一度だけ試着してみた感想は、「中山式 脊椎医学矯正ベルト」と一緒。違うのはデザインだけ。同じ会社が作っているのですから当たり前ですね。

■「スタイルビーエックス」
これは「中山式」よりは全然よかったです。ただベルトが体に当たる位置を調整するのが難しい。基本的に洋服の下に着用するものなので、ベルトがズレてもすぐに直せません。ズレで肩こりが悪化したこともあるし、スタイルビーエックスが気になりだすと気持ち悪いです。これがストレスの原因になってしまいます。

≪最後に一言≫

肩こりが治らないからといって放置しておくのは良くないです。慢性化した肩こりを抱えている人は、私のようにストレートネックになっている可能性があるから。その根本解決策はなんといっても姿勢矯正です。その対策として加圧シャツは自信を持っておススメできます。シャツを脱いだ後も背筋が伸びて、気分が上がりますよ。

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